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Ziv Ravitz

Dom’s Friend – Ziv Ravitz (Drs)

Ziv Ravitz - No Man Is An Island
No Man Is An Island
Yaron Herman et Ziv Ravitz - Jazz à la Villette
Yaron Herman et Ziv Ravitz – Jazz à la Villette
Ziv Ravitz(ジヴ・ラヴィッツ):イスラエル出身のドラマー・コンポーザー・プロデューサーです。
今ニューヨークのJAZZシーンで勢いがあるのはイスラエル出身のミュージシャンによる、「イスラエルJAZZ」です。そのニューヨークのJAZZシーンの中心的存在として大活躍するドラマーが、彼、ジヴ・ラヴィッツです。

実はもう結構前からイスラエルのJAZZは世界中で一大勢力になっています。だから勿論日本でも好きで聴いている人は多い。私自身も、べーシストのアビシャイ・コーエン・トリオはライブを見ているし、(その時ピアノはシャイ・マエストロ、ドラムはマーク・ジュリアナだった。)それ以外にも、ジヴが一緒に活動している、トランペッターの方のアビシャイ・コーエンや、あとはピアノのヤーロン・ヘルマンの作品は聴いていました。

私が最初にジヴの存在を知ったのはヤーロンとの作品です。上の動画とかめちゃくちゃかっこいいよね。最初聞いた時結構衝撃的でした。今聴いてもめちゃくちゃかっこいい。ヤーロン・ヘルマンはドミニクの『November』に参加をしているので、ドミニクとジヴの出会いはその繋がりなんですかね?

ジヴは音楽のキャリアはかなり長い。幼い頃から音楽を始め、ピアノ、ギター、ドラムを学んだ。9歳でドラムに専念。13歳でプロのミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせている。最初はイスラエル国内中心だったようだけど、それ以降の活躍は目覚ましい。だからジヴはドミニクとは2019年の『Absinthe』ツアーで日本に来ているけど、ヤーロンや他のミュージシャンとはその前にも日本に何度か来ているはずだ。

最近のJAZZシーンではドラマーというのは結構重要な役割を担っていると思います。。ジヴもそうだし、前述のマーク・ジュリアナ、ネイト・スミス、クリス・デイブといった人は今の音楽シーンに強い影響を与えていると感じます。

しかし、ジヴのドラムは彼のリーダーアルバムだけでなく、参加作品についてもとても精神的に深いものを感じさせる作品が多い。ドミニクのライブでは、ジヴはベースのニコラスとかなり強力なグルーヴを作り出すけど、アルバム『Vagabond』でのジヴの演奏は本当にそういう深い内省的な世界の基礎をしっかり作って貢献していると感じます。あのアルバムでの彼の演奏は大きな深い海のうねりのような、静かだけどとても深いところにある生命の波動のようなものを感じます。

イスラエルのJAZZ全体の音楽が、割とそういう深い精神世界を感じさせる音楽ではあるけれど、ドラマーの演奏に対してそんな精神世界の深淵を感じたのはジヴが初めてかもしれないですね。また、YouTubeにあるジヴがライブで様々な人たちと演奏している動画を見ると、物凄く他のプレイヤーと「対話をしている」と感じます。

しかし、おそらくジヴはロックやPOPな音楽はあまりやってないと思うので、それを考えると、ドミニクが純粋なJAZZドラマーとソロの作品を作るのは『Vagabond』が初めてかもしれないですね。

『Vagabond』のドラマーはジヴで良かったと本当に思います。