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John Mayer Said:’I learnt a lot from Dominic’s play’

John Mayer Said:’I learnt a lot from Dominic’s play’

ジョン・メイヤーが「ドミニク・ミラーの演奏から多くを感じて学んだ」とインタビューで語っていた事がわかりました。John Mayer said in an past interview that he felt and learned a lot from Dominic Miller’s playing.

John Mayer Interview from “Guitar Magazine” Aug.2021

I'm So Happy I Can't Stop Crying

ジョン・メイヤーは過去のインタビューで、ドミニク・ミラーの演奏から多くを感じ、学んだと語っています。
この発言は、ギター・マガジン2021年8月号に掲載されたジョン・メイヤーのロング・インタビューの一部のもの。
ジョン・メイヤーはインタビュー嫌いのようですが、高校時代に日本に留学していたこともあってか、日本には強い親近感を持っています。
だから特別に同誌には、ジョン・メイヤーファン必読のインタビューが10ページにわたって掲載されています。ここで彼はさまざまなトピックについて語っています。

インタビューの中で、最近インスピレーションを受けた音楽について聞かれたジョンはこう答えています:
「最近、どんな音楽を聴いても、自分ならもっとこうするのに、と思うことが多い。でも最近、スティングのバンドでギターを弾いているドミニク・ミラーの『I’m So Happy I Can’t Stop Crying』での彼のギター・プレイを聴いて、久しぶりに音楽にインスパイアされたんだ。彼は1曲の中でいろいろなことを感じさせてくれて感銘を受けたよ。ぜひ彼の演奏を聴いてみてほしい。」

この曲はスティングのアルバム『Mercury Falling』に収録されているカントリーテイストの曲です。
しかし、ドミニク・ミラーのカントリーの演奏は、典型的なカントリー・ソングとはまったく違います。この曲を聴いた人は、おそらくすぐに『おや?なんだこれは?』と思うだでしょう。ドミニクの最大の持ち味である独特の色彩感覚、複雑なコードワークとハーモニーとアルペジオが、この曲を本当に美しい曲にしています。ドミニクのこの曲の演奏は、カントリー・ミュージックの素朴なエッセンスを犠牲にすることなく、現代性と洗練さを加え、この曲を魅力的なものにしている。

ドミニクはアメリカのフォーク・ミュージックをたくさん聴いてきました。しかし、彼はかつてこう語っている。
「僕は他のスタイルに比べると、カントリーを演奏するのは少し苦手なんだ。もちろん、真似しようと思えばできるんだけどね。」
にもかかわらず、ジョン・メイヤーのようなギタリストに賞賛されるとは、ドミニクはやはりすごいミュージシャンです。

私はギターを弾かないから詳しい事はわからないけど、この曲でのドミニクのプレイと、ジョン・メイヤー自身のカントリー・アルバムや名曲「NEON」でのプレイには共通点を感じます。

さらに、ジョンは後にこう語っている。「オリジナリティの鍵は間違いなく作曲だ!」。
ドミニクがいつも言っていることと同じです。結局のところ、ギターのテクニックに関係なく、「曲、作曲が王様」なんです。