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Nicolas Fiszman

Dom’s Friend – Nicolas Fiszman (Ba)

Nicolas Fiszman - Gilles & Shangu (Official Music Video)

Nicolas Fiszman(ニコラス・フィズマン):ベルギー出身のベーシスト、作曲家、プロデューサー。
ニコラスは日本でこそそれほど知名度は低いかもしれませんが、音楽のキャリアは長く、欧州では人気の高いミュージシャンで彼はひょっとするとドミニク以上に多くのレコーディングに参加しているかもしれません。

ドミニクとは最も長い共演者の一人。ドミニクのバンドではとても強力なグルーヴィな演奏をする彼ですが、元々はギタリストです。なので2023年3月に出した初のリーダーアルバム『Nicolas Fiszmanではギターを弾いています。
彼はドミニクのバンドには2005年からベーシストとして参加しています。本当にニコラスにはドミニクは絶対的な信頼をおいていますね。ドミニクは「ニコラスの彼の場合は、彼の演奏のポップス的なタイトさやタイミングが導く規律のようなものがすごく好きで、そんな部分とジャズ・ミュージシャンが一緒になった際に面白いバランスが生まれるんだ。」と言っています。
実際、ドミニクのアルバム『Absinthe』『Vagabond』では彼自身もドミニクの幅広い音楽性に対応できる、非常に柔軟な幅広い音楽性を持っていると感じます。

彼は6歳でギターを弾き始め、すぐにベルギーのギタリスト、ベンジャミン・ベルトランからフォーク・ギターを学びました。11歳のとき、FOCUSのメンバーとして知られるヨーロッパを代表するジャズ・ギタリスト、フィリップ・カテリーンのもとでジャズ修業を始めた。13歳でベースに転向。1977年にはすでにフィリップ・カテリーンやラリー・コリエルなどさまざまなアーティストと共演、テレビではトゥーツ・シールマンズと共演しています。
20歳のとき、ジャスパー・ヴァン・ト・ホフのバンド、ピリ・ピリのメンバーとなり、歌手のアンジェリーク・キジョーと共演。さらに、ディディエ・ロックウッド、アルフォンス・ムゾン、ジャック・ヒゲラン、アラン・バシュン、ディセンデンツ、ラウール・プティット、ユベール=フェリックス・ティエフェイン、ルカ・カルボーニ、ザジー、ルパート・ハイン、ジェームス・イングラム、ジョニー・ハリデイ、パトリシア・カース、フランシス・カブレルなどのアーティストの伴奏を務めた。また、マヌ・カチェ、ジョー・ザヴィヌル、スティング、ベンジャミン・ビオレイ、シャルル・アズナブール、フリオ・イグレシアスとも共演。
音楽プロデューサーとしては1980年代後半から活動を始め、多くのミュージシャンを監修している。1991年以来、アフリカの女性アーティスト、カジャ・ニンのプロデューサー、作曲家、編曲家としても活動し、長編映画『ローラーボール』や『防弾少年団』の作曲ではエリック・セラをアシストしています。

まあとにかくドミニクとニコラスのライブでの掛け合いとか本当にかっこいいんで、まだドミニクのライブを見た事がない人がいたら、是非一度見てほしいと思います。

最後に、私の大好きなニコラスのアルバムをご紹介します。の写真は、これはニコラスが17歳のときにフィリップ・カテリーンと一緒に出演した1982年のベルリン・ジャズ・フェスティバルのライブアルバム!素晴らしいんで是非聞いてみてください。